パイオニアはスゴイ! 瀬戸上健二郎さん
ある道を極めた人ももちろんだけど、その道を最初に切り開いた人(パイオニアとでもいうのだろうか)はもっとすごいのではないかと思う。
先日、新聞にある人物が紹介されていた。
医師のいない島へ渡り診療所を始め、のちに漫画やドラマにもなった『Dr.コトー』のモデルとなった瀬戸上健二郎さんである。
65年前、鹿児島県の下甑島に移ってきた彼は、ハイテク機器など何1つない診療所で数えきれないほどの人間を救ってきたという。
島民たちからは、「神様」とまで呼ばれるようになった。
最新医療機器さえ使うようになったが、今も変わらず診療を続ける。
縁もゆかりもない土地でその地位を確立するまでには大変な苦労と努力があっただろう。
すごい人・・・。
これからも、1人でも多くの人の命を助け、健康を守ってほしいと思った。
それが、彼がそこにいた!という証でもあるだろうし。
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○そんな瀬戸内さんの記事
定年を延長して離島で診療する「Dr.コトー」のモデル 瀬戸上健二郎さん
鹿児島県内にある国立病院の外科医長から転身し、半年のつもりが30年。
67歳の定年を3月に延長し、人口3千人弱の同県下甑島で医師を続けることを決めた。
後継者がおらず、島民に引き留められたからだが、本人は「島に酔っているんですね」。
患者が編んでくれたわらじを今も診療所で愛用している。
薩摩川内市から船で西に約2時間半。
職場の市立手打診療所は東シナ海を望む高台にある。
山田貴敏さんの人気漫画「Dr.コトー診療所」の主人公、五島健助のモデル。
古志木島で奮闘する青年医師の物語はテレビドラマにもなった。
だが、「離島医療の現実は漫画より厳しかった」。
島に渡った78年、医師は引き揚げた後で誰もいなかった。
ほこりが積もる手術室にさびた器具が転がっていた。
手術をすると伝えたら、患者に「ここで?冗談じゃない」と拒まれた。
まもなく採石場の落石事故で下半身に大怪我を負った男性が運ばれてきた。
行政無線で島民に献血を訴えて処置をほどこした。
「すごい先生が来た」。
うわさはすぐ広まった。
苗字は「せとうえ」だが、「せとかみさま」と呼ぶ島民もいる。
漫画やドラマでも紹介された粗末な施設は、もうない。
今はCTスキャンや内視鏡を備え、がんの手術をする日もある。
「1人で結果を出さないといけない。いつも勉強が必要。だから面白い」
○静かな島『甑列島』
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